「腐る」と「発酵」は何が違う?
簡単に言うと・・・
「くさる」のも「発酵」するのも、微生物が原因です。
微生物が活動した結果、人間が食べられないものになってしまえば「くさる」。
逆に食べられるものや、役立つものができれば「発酵」といいます。
煮豆の例
煮豆をわらに包んで数日おくと納豆ができます。これは煮豆が発酵して、納豆ができたのです。
一方、煮豆を鍋に入れたまま数日放っておいたとします。すると、だんだん嫌な匂いがして、色や味が変わってしまいます。
この場合は、煮豆がくさったということです。
「くさる」のも「発酵」も微生物が原因
くさったり、発酵したりするのは、微生物の活動のためです。
数日置いている間に、煮豆にいろいろな微生物が増えて活動した結果、元の煮豆を変化させてしまったのです。
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